システム金融とは

システム金融業者は、主として中小企業向けにファックスやダイレクトメールで融資の勧誘をし、企業からの融資の申込において、面談はなく、手形や小切手を郵送させるだけで融資を決定するヤミ金融業者です。
なんでも、25万円の手形・小切手を3枚、満期が1週間後、2週間後、3週間後にして送付しますと、その日に50万円を融資してもらえるということです。
融資は、即日指定された銀行口座に振り込まれますが、その金利は、年利800%から2000%というとんでもない高利となっています。
システム金融業者は、そのほとんどが無登録業者ですが、貸金業法違反となります。
無登録営業5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金となっています。
システム金融の場合、金利は明らかに法定利息(年利29.2%)を上回る高金利ですから、出資法違反となります。
金利違反5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金となります。
システム金融の問題は、何と言いましても利息が高利であることでしょう。
そして、一度利用してしまいますと、次から次へと同業者からの勧誘のファックスが届くということです。
借り手は企業ですから、借入金額も100万円を超えることが普通で、瞬く間に借入総額が膨れ上がってしまいます。
手形や小切手を振り出しているということは、それが不渡りになりますと倒産することになります。
ですから、それを避けるために必死に返済していくわけですが、大体借り始めてから数ヶ月で倒産に至ります。
システム金融業者のほとんどは、貸金業の登録をしていない無登録業者となっています。
その実体を隠すために、手形や小切手の送付先が郵便局の局留めになっていることが少なくありません。
また、転送電話を使っていますから、こちらから電話しましても、かけ直してもらうことになります。
システム金融業者は、預け入れた小切手や手形を一斉に取り立てに回すなど、いろいろな嫌がらせをしてきます。
個人での対応は到底無理ですから、弁護士や司法書士などの専門家に任せるようにしましょう。
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